受験生に限らず、国語が苦手な人は多いと思います。
先生の説明を聞いていても、何を言っているのか分からず、国語が嫌いになっている人もいるかもしれません。

国語の文章を読んでいてもどこに答えがあるのか分からない、、
先生の説明もいまいちピンとこないし、、
どうやったら国語の成績を上げられるんだろう?
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国語ができない原因
国語ができない人に共通しているのは
1,「読み方が間違っている。」
2,「時間が足りず、解ききれない。」
ということです。
せっかく難しい文章を読んでいるのに、頭の中に何も入っていないんじゃ勿体ないですよね。
だけどこれ、どっちもちょっとコツをつかめばすぐ改善できちゃいます!

時間をかけて読んでも話が頭の中に入ってこないんですよね、、

それは「読み方」を変えればすぐ解決できるんです!
1,文章は一気に読むな!
よく、「文章を先に読む」とか、「問題文を先に読め」とか聞きますよね。結論を言うと、この読み方で私は国語の成績は上がりませんでした。
じゃあどうやって読むのか。
それは、
文章を読んで、傍線部があるたびに問題を見る。
という読み方です。
これで私はどんどん成績が上がっていきました。
この読み方のメリット
1,前に読んだ内容を忘れない
文章を読み進め、傍線部があったらその都度問題を見ることで、前の文章に何が書いてあったか忘れないうちに問題を見ることができます。そうすることで、無駄な読み直しが無くなるので、効率的に問題を解くことができます。

「これはさっき読んだぞ!」と思った経験ありませんか?
それを量産できる読み方です!
2、文章の内容を整理しながら読める
この読み方であれば、一問を解くために読む文章量は少なくて済みます。つまり、問題を解く際の情報量が少ないので、答案を書く際に自分の考えを整理しやすくなります。また、内容を整理しながら文章を読み進めていくことになるので、読み終わるころには文章を理解した状態になることができます!
2,接続詞、指示語に注目!
何度か聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
しかし、ほとんどの人がまだ接続詞、指示語の働きについて理解できていないのが現状です。
この二つの働きをしっかり理解できれば一気に文章が読みやすくなります!
指示語が絡んだ問題は答えが「前」にある!
くり返しをさける」目的から、指示内容は指示語より前にくることがほとんどです。ただし、指示語が含まれる文に指示語のヒントとなる表現があるため、いきなり前を探すのではなく、指示語を含む一文を最後まで読んで考えるようにしましょう。
引用:manabi
例 机の上に、分厚い本がある。これは、僕が昨日買ってもらったものだ。
→「これ」は、「僕が昨日買ってもらったもの」です。前からこの内容を探すと、指示内容は「本」のことだとわかります。
『小学高学年 自由自在 国語』p.248~249
つまりは、「これ」や「それ」などの指示語が絡んだ問題は
答えが指示語より前にある
ということです。
さらに言えば、指示語の直前にあることがほとんどです!

指示語が絡んだ問題は解き方さえ知っていればかなり解きやすくなるので、これを機に覚えちゃいましょう!
「指示語」が絡んだ問題の答えは、指示語より前にあることが多い!
接続詞の「後」は重要!
指示語と同じように重要なのが接続詞です。
■ 接続詞の種類
引用:国語の文法
接続詞には、次のような種類がある。
① 順接……前の事柄を原因・理由として、その順当な結果・結論をあとに続ける。「それで・だから・したがって」など。
(例) たくさん食べた。だから、お腹がいっぱいだ。
② 逆接……前の事柄に対して順当でない事柄をあとに続ける。「しかし・ところが・けれども」など。
(例) 誰かを呼んだ。しかし、返事がなかった。
③ 累加・並立……前の事柄にあとの事柄を付け加えたり、対等に並べたりする。「そして・それから・また・および」など。
(例) 郵便局に寄って、それから、買い物に行こう。
(例) 国語および数学の試験があります。
④ 説明・補足……前の事柄について説明を加えたり、内容を補ったりする。「つまり・なぜなら・ただし・もっとも」など。
(例) 明日は12月25日、つまり、クリスマスだ。
(例) 本を借りることができる。ただし、3冊までだ。
⑤ 対比・選択……前後の事柄を比べたり、どちらかを選んだりする。「それとも・あるいは・または・もしくは」など。
(例) おにぎりが好きですか。それとも、パンが好きですか。
(例) 電話またはメールで連絡してください。
⑥ 転換……話題を変える。「さて・ところで・では」など。
(例) ここは読み終わった。では、次に進もう。
など、様々あります。
日常生活でよく使うものばかりなので、意味は覚えやすいかと思います。
そして、接続詞の後ろの文章は、めっちゃ重要です!
重要っていうのは、「答えになりやすい」ということです。
特に、「しかし」などの逆接。この後の文章は現代文を読むうえで絶対に抑えておきたいポイントです。筆者の主張したいこと等が来るケースが非常に多いので、問題でも聞かれやすくなります。
「接続詞」の後ろの文章(特に逆接)は、筆者の主張したい事が来ることが多く、答えになりやすい!
3,記述問題の注意ポイント!
記述問題は、問題によって様々な解き方がありますが、どの問題にも共通する解き方があります。
ここでは、私が実際にやってみて成績が上がったものを紹介します!
まずは文字数を気にせず書く!
記述問題は限られた文字数で、いかに出題者が期待している要素を盛り込めることができるかが勝負です。
ですので、文字数以前に、答案に加点される要素を詰め込まなくては高得点は期待できません。
まずは、自分が重要だと思った「要素」を書き出して文を作り、そのあとにいらないと思った要素を外して文字数調整していきましょう。
答案の「語尾」に気を付ける!
記述問題で皆さん忘れがちなのが「語尾」に気を使うということです。
例えば、「~の理由を答えよ。」と聞かれたら、
「~だから。」で答える。
などです。
語尾のつけ方を間違えてしまうとそれだけで減点対象になってしまうので注意しましょう!
おススメ教材!
私が国語の勉強し始める時、基礎知識はこれで学びました!
国語が苦手な方にもおススメです。
まとめ
今回は私が成績を上げるために意識していたことをお伝えしました。
勿論、解き方は人それぞれですので、一つ参考としてお考え下さい!
皆さんの合格を祈っています!
ではまた!
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