「エヴァンゲリオン」はなぜ人気なのか。どの順番で見ればいいのか。あらすじ。全て徹底解剖!

漫画、アニメ

2021年、最新作であり最終章である「シン・エヴァンゲリオン」が公開され、興行収入100億1582万円の大ヒットを記録したエヴァンゲリオンシリーズ。

そんな人気のエヴァンゲリオン。最初のアニメ版の放送はなんと27年前!!

こんなに昔のアニメが27年越しに最新作が公開され、興行収入100億円を超えるのは
その人気が伺えますね。

しかし、見てみようと思ってもどこから見始めたらいいか分からないといった方も
多いのではないでしょうか。

今回はエヴァンゲリオンシリーズのあらすじと、みるべき順番を
紹介していきます!

エヴァンゲリオンのあらすじ

物語の舞台は西暦2000年9月13日に起きた大災害セカンドインパクトによって世界人口の半数が失われた世界。その15年後の西暦2015年、主人公である14歳の少年碇シンジは、別居していた父、国連直属の非公開組織・特務機関NERV(ネルフ)の総司令である碇ゲンドウから突然第3新東京市に呼び出され、巨大な汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン(EVA)初号機のパイロットとなって第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」と戦うことを命じられる[注 6]

当初はゲンドウの命令で、そしてEVA零号機のパイロットである少女綾波レイの負傷を目の当たりにしたため仕方なくEVAに乗っていたシンジだが、使徒との戦い、そして戦闘指揮官であり保護者役となった葛城ミサト、同級生鈴原トウジ相田ケンスケらとの交流によって次第に自らの意思でEVAで戦うようになる。第3、第4使徒を倒し、戦線復帰したレイとともに第5使徒を倒したシンジに、新たにドイツから来日したEVA弐号機のパイロットの少女惣流・アスカ・ラングレーが仲間に加わり、彼らは次々と襲来する使徒を迎撃し、たびたび窮地に追い込まれるも辛うじて勝利を重ねていく。
 →Wikipediaより抜粋

こんな感じで一見普通のロボットアニメなのですが、
実際はただのロボットアニメではありません。

アニメ版エヴァンゲリオンでの思春期特有の精神描写

勿論ロボットアニメらしい戦闘描写も沢山あります。(厳密にいえばエヴァは人造人間なのですが)
主人公・碇シンジの年齢が14歳と思春期真っただ中にあるのもあり、リアルな精神描写シーンも
含まれています。

仲間の死などを乗り越えて強くなる主人公もいますが、シンジ君はガチでずっと落ち込みます。

それが本当に重いです。軽い気持ちで見るものではありません(笑)

アニメ版エヴァンゲリオン 衝撃の最終回

ネタバレになってしまうので細かい内容は控えますが、この最終回が当時大きな物議を醸しました。
ファンの間で言われている「おめでとうエンド」ですね(笑)

簡単に言えばこれまでの展開、伏線すべてを投げ出して突然終わらせたのです。

この最終回にファンからの批判殺到。それを受けて1997年7月19日

最終回を補完する映画が作られました。

それが旧劇場版「Air/まごころを、君に」ですね。
略して「旧劇」です。


鬼才・庵野秀明渾身の一作、旧劇場版「Air/まごころを、君に」

そうしてファンの期待を集めた旧劇。

しかし、またもや大多数のファンの期待を裏切る作品として誕生しました。

ここで誤解してほしくないのが映画自体はびっくりするほど面白いです。

ただ、批判は殺到。なぜなのか。

理解は難解。でも引き込まれる。

それは、内容を理解するのが難しすぎたからです。

エヴァンゲリオンには、宗教や神話と関連した設定が多く含まれています。
使われるワードも宗教用語や神話で使われる言葉がふんだんに使われている為、
一般の人には理解するのが大変です。

そしてこれは俗説なのですが、監督・庵野秀明さんの当時の精神状態が不安定だった為、
その精神状態が作品に反映されたともいわれています。
確かにそれなら普通の人が理解できるわけないですよね(笑)

でも、面白いんです。

何言ってんだこいつって感じですよね(笑)でもそうなんです。
エヴァの魅力は口で説明できるものではないんです。こればっかりは見た人にしか分からないかもしれません。


だからこそ、20年以上ずっとファンの間で議論が交わされてきました。
それだけ見た人を魅了する映画だということですね。

しかし、その議論に終止符を打つべく、新作の映画が発表されました。

それが新劇場版シリーズです。

新劇場版 序・破・Q

新劇場版はこれまでのエヴァンゲリオンを庵野監督自らがもう一度作るべく発表されました。

ですからファンは全く違う物語が展開されるのか、それともリメイク作品として
現代の画質でもう一度同じ物語が展開されるのか分からなかったわけです。

そんな中で新劇場版シリーズ第一作目となる「新劇場版 序」が公開されました。

ファン待望の新作 「新劇場版ヱヴァンゲリヲン 序」

旧劇から10年後の2007年9月1日、新劇場版シリーズ第1作目となる「新劇場版エヴァンゲリオン 序」が公開されます。

結論を言うと、この映画はこれまで放送されてきたアニメ版の序盤の山場までを
うまく現代の映像技術に落とし込んだものでした。

ただ、細かいところでアニメ版との設定の違いも見ることができ、
新劇場版はHDリマスター版としてもう一度エヴァの世界を楽しめるのかと
ファンも満足していました。

ただ、流石庵野監督。そんなわけにはいかないんですね。


見たことのない急展開そして屈指の神回 「新劇場版ヱヴァンゲリヲン 破」

序から約2年後の2009年6月27日、続編となる「新劇場版ヱヴァンゲリヲン 破」が公開されます。

この映画から新キャラクターも多く登場し、

ヒロインとなる式波・アスカ・ラングレー

新劇場版からの完全新キャラ真希波・マリ・イラストリアス

も参入します。

破ではこのアスカを巡って大事件が起こるのですが、その展開は

アニメ版では見たことのない展開でした。

ここから新劇場版オリジナルの物語が繰り広げられていきます。

それだけでファンからしたら盛り上がるのですが、破はその程度では止まりません。

終盤はエヴァンゲリオン屈指の盛り上がりを見せてくれました。

もう終盤はずっと鳥肌ものです(笑)
ネタバレはできないのですが、もうシンジ君が魅せてくれます。

とにかく次回への期待が高まる渾身の出来でした。


謎深まる 「新劇場版ヱヴァンゲリヲン Q」


破から3年後の2012年11月17日、3作目となる「新劇場版ヱヴァンゲリヲン Q」が公開されます。

破の出来が渾身だったため、Qにもそれだけ大きい期待が寄せられました。

そこで庵野監督。(ある意味)やらかします。

なんと舞台は破のエンディングから14年後の世界。世界は荒廃し、シンジ君の友達も
安否不明となっていました。

それだけでファンは困惑するのですが、まだまだ止まりません。

なぜかシンジ君は仲間から迫害され、シンジ君もファンもわけが分からないまま物語が進んでいきます

さらに追い打ちをかけるように難解な設定、言語の復活。

もうめちゃくちゃです。当時私も見ていてわけがわかりませんでした(笑)

これにはファンも激怒。ただ、これでこそエヴァだと賞賛するファンもいました。

ここまでファンの中で意見が割れるのもエヴァの凄いところですね。

この映画からファンの考察合戦が始まります。

映画をみて分からなかった方は考察動画を見てから最新作を見ることをおススメします。
というか、多分見ないとわかりません。



26年の歴史の終わり 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」

Qからなんと9年後の2021年3月8日

最新作で最終章となる「シン・エヴァンゲリオン」が公開されます。

これは大きくニュースにも取り上げられていたので知っている方もいるかと思います。

この映画、とんでもない神作です。

シンジ君の成長、仲間の成長、これまでの伏線回収、全てが素晴らしかった。

映画館に6回足を運びました(笑)

旧劇場版をオマージュしたシーンもあり、全てのエヴァンゲリオンを見てきたファンは
もう感無量です。

まさかマリがここまで活躍するとは、、、(笑)

興行収入100億円突破も納得の完璧な作品です。



どこからエヴァンゲリオンシリーズを楽しめば良いのか

エヴァの世界を余すところなく楽しみたい方は

アニメ版→旧劇→新劇場版4部作

の順番で見ると間違いないです。ただ、旧劇にはグロテスクなシーンが含まれているので
そういったシーンが苦手な方は注意してください。

時間がなく、気軽にエヴァを見てみたいという方は

新劇場版4部作

だけの視聴で十二分に楽しめます。また、この4部作は過度なグロテスクシーンは
含まれていないため苦手な方も安心して視聴することが出来ます。

どちらも楽しめること間違いなしなので、是非見てもらいたいです

最後に

記事に書くだけではエヴァの魅力の一部しか伝えることが出来ませんが、

この記事を機会に一人でも見てみようかなと思っていただけたら嬉しいです!

しつこいようですが、エヴァンゲリオンシリーズは本当に面白いです!

自分の中ではぶっちぎりの1番です。

アニメ版の放送から26年経ってから新作が公開されても興行収入100億円
突破したという事実からもエヴァの人気、魅力が感じ取れると思います。

是非ご自身の目でエヴァンゲリオンの世界を堪能してください!!

プロフィール
この記事を書いた人
りめる

都内の大学に通う大学2年生。
某大手塾で塾講師としてアルバイト中。
中学受験、大学受験ともに逆転合格しどちらも偏差値65以上の学校に入学。
その経験を活かし、受験生にお勧めの勉強法や教材など、学生にとって有益な情報を発信しています!

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